老舗企業の鑑定士も認めた!売り上げを伸ばすバイセル査定チームがすごいわけ!

老舗企業の鑑定士も認めた!売り上げを伸ばすバイセル査定チームがすごいわけ!

今回は、商品戦略本部_商品2部の市川裕さんと上村大貴さんにインタビューさせて頂きました!今回お聞きした内容は、ダイヤの販売戦略について、昨年9月からトライアルで実施してきたプロジェクトで、「リカット」と呼ばれる工程を経て、商品価値を高めてから市場へ販売することで、売り上げに大きく貢献されているお話です。どうぞご覧ください!

Q.本日は、ダイヤの「リカット」後の販売について詳しく教えて頂きたいと思います。よろしくお願いします!さっそくですが、今回お聞きする取り組みは従来の販売方法と何が違うんですか?

市川:従来はお買取りさせて頂いたダイヤを、月に1回定期的にオークションへ出品していました。基本的には、そのままの状態で販売にかけることがほとんどで、加工などは施していませんでした。「リカット」という工程を挟んで販売するものと、通常通り販売をするものと分けることで、当初見込んでいた販売価格を上回ることができました。

基本的にダイヤに何も加工をしなければ、その状態に応じて価格が決まります。

販売は業者オークションを主に利用しているのですが、状態が良いダイヤは希少価値が高く、多くの入札が入り、価格が上昇します。

逆に状態が劣るものに関しては、入札も減り、当社が期待する以上の価格はつきにくいです。

少しでも状態が良いダイヤにし、多くの業者様に注目して頂けるように、今回は「リカット」という工程を加えて、商品の価値を上げることで同じ単価を上げていくことができました。

社内のリソースで行っているわけではなく、外注しているため、その分コストはかかってしまいますが、トライアルを重ねて、それを超える販売価格がつけられると判断し取り組みました。

Q.「リカット」についてもう少し詳しくお話しを聞かせてください!

上村:「リカット」というのはその名の通り、改めてダイヤにカットを加えることで、表面的な汚れや内包物を削り、モノによっては形を整えることで、ダイヤのグレードを上げることができる加工のことです。

カットといっても、がらりと形を変えるとか、カラット数を大幅に減らすわけではなく、表面を薄く削りほとんど重さが変わらないくらいの、加工を施す事です。

市川:中には、ほとんど重さを変えることなくリカットする職人さんもいるんですよ!

上村:めちゃくちゃすごいですよね笑

市川:ちなみに、海外ではリカットのコストは下がりますが、日本に比べると技術は劣るんですよね。タイのバンコクには「リカット街」もあります!

上村:ダイヤは全ての面で光を吸収・反射をし、その光の屈折によってカラーやクラリティ―のランクも変わるため、少しでも内包物や傷があるとその影響を受けて屈折と反射し、カラーやクラリティ―に大きく影響を及ぼします。

そこで、さらに輝きを放ち、価値を上げることができるダイヤを選定し、「リカット」を依頼する取り組みを開始しました。

もちろん、先にも触れましたが「リカット」を依頼するには手数料がかかりますから、何でもかんでも依頼するわけではありません。実際に1点1点目で見て確認し、そのダイヤの価値が上がる見込みのあるものを依頼しています。

例)左:カットが甘く形が整っていない→右:リカットすることで、形を整えることもできダイヤのランクを上げることができる。

Q,全て「リカット」できるわけではないんですね!?しかも手数料が掛かるとなると、「リカット」を依頼するにも慎重になりますね。なぜ、そこをあえて依頼を決定することができたんですか?

市川:そうですね。コストになる要因としては選定工数と加工賃が上乗せされることが挙げられます。

他企業では「リカット」をする業者様にリカットするべきかどうか、まとめてダイヤを送り一つずつ選定をしてもらいます。その中で、選ばれたダイヤが加工されていきます。

要するに、商品点数が多くなればなるほど、選定に時間がかかり、その分手数料としてコストが発生するのです。「リカット後」の販売価格は上がる可能性がありますが、そのコストと見合わなければ「リカット」する意味がなくなるのです。

また、リードタイムも発生します。すぐに加工して販売できるわけではなく、通常依頼してから3か月ほど掛かります。

上村さんが査定の合間に、1点1点ダイヤを選定されています。

Q.それでは依頼するためには、コスト面についてクリアしていかなければならないということですね?バイセルではどのように工夫されているんですか?

市川:まず、加工賃として加算される手数料については、こちらで選定したダイヤをできるだけダイレクトに「リカット」していただけるように、予め判別をしています。

主に上村さんが判別をして、先方に引き渡しています。その選別の目利きレベルは、熟練したプロの職人から絶大な信頼をされるほど精度が高く、高い評価をいただいているのです!

また、工夫とは少し違いますが、リカットして価値が上がる可能性の高い商品を、バイセルが持っているという特徴があります。

集まってくる商品は、もともと個人の方が所有されていたものです。いわゆる「無垢」な状態のダイヤが多いのが特徴です。また、ある程度大きさもあり、リカットすることでダイヤの価格がコストと見合うものが含まれています。業者さん側からも、そういった理由から、依頼を受けたいと思っていただけています。

上村:現在オークションでは、加工されたダイヤの出品が多くみられ、「無垢」のままでは価格が上がることが難しくなってきています。

すこしでも価格が上がるようにするにはどうしたらよいか。コストバランスを計算する為、何度もトライアルを重ねてきました。

また、リカットは職人芸ですから、多くの企業様がいるわけではありません。

業界では2社、プロ中のプロといわれる企業様がいるのですが、そのうちの1社様と取引をさせていただく事になりました。

しかも、先程お話させて頂いた通り、リカットは多くの時間を有するのですが、最優先バイセルの商品をリカットしていただくことになり、とても頼もしいです!

Q,専門的な技術を持った企業さんと取引できることは非常に重要だと思いますが、そんな企業さんが優先的に扱ってくれるとは!裕さん、何か悪い事でもしたんですか?笑

市川:まぁそこは笑

きちんとお話しした結果ですよ!笑

上村:いやーー流石ですよね笑

まぁ、冗談は置いといて笑

ポイントは3点あると思っております。

① 「リカット」するダイヤを自社で判断できる

② 安定した商品量を確保している

③ バイセルに集まってくるダイヤはリカットしていないものがほとんど

市川:そうですね!詳しくお話ししますね。

① リカットすべきか自社で判断ができる

これは、上村さんが先方との認識をきちんとすり合わせていただいているからこそ実現しています。先方の判断とずれなく選定することができる技術のおかげです。

そうすることで、先方に仕分けていただく工数がなくなり、通常の半額以下で受けていただく事が出来ました。

② 安定した商品量を確保している

現在、月平均で600~700個のダイヤをお買取りさせて頂いております。

そのうち、現在依頼することができるダイヤは、多いときで、月60個ほどあり、安定した依頼をさせていただく事ができています。

これは営業の方をはじめ、数多くのお問合せをつくってくれているマーケの方、お問い合わせを商談に繋いでくれているコールセンターの方のおかげだと思っておりますので、この場を借りて御礼したいです!「皆さん、本当にありがとうございます!」

③ バイセルに集まってくるダイヤはリカットしていないものがほとんど

市場に出ているダイヤで、価格が上がっているものに関しては、リカットされているものが多い傾向にあります。

しかし、バイセルでお買取りさせていただくダイヤに関しては、いい意味で古いものが多く、まだ「無垢」であること。安定した仕入れに加えて、素材としても可能性が高いと評価をされています。

こういった条件が重なり、先方にとっても魅力的と判断していただいたことから、優先的に作業をしていただく事になりました。

Q,とても詳しく教えていただきありがとうございます!ちなみに、気になるのがリカットしたダイヤは実際にどれくらいの価格変動があるんですか?

市川:トライアルを開始してから、細かく統計を取っていますが現状、当初想定価格からは平均30%価格が上昇しております。

リカット前と比べて明らかにダイヤのランクも上がり状態が良くなった事例もあり、今後も継続して売り上げに貢献できたらと考えています。

実際に、商品2部の皆さんが作業されている現場にてインタビューをさせて頂きましたが、毎日多くの商品を査定し管理されており、専門的な知識をもって業務されていることを実感しました。

この日も、上村さんが「リカット」を依頼するためのダイヤを一つ一つ確認し選別されている様子を拝見しました。

売り上げを増やすことは簡単にはいきませんが、専門的な知識と豊富な経験をもっている商品2部の方々の地道な努力のおかげで、新たに販売戦略として「リカット」という施策が加わったことは大きいと感じました。また、バイセルで扱っているダイヤをはじめとする商材が、他企業の方から見ても魅力的に映っているということも、改めて感じることができました。

これからのさらなるご活躍に目が離せません!

ありがとうございました。